かつての悲劇の海に、時を超えて平和の祈りを紡ぐ。
四方僧伽はこれまでのアジアでの自立支援の歩みを礎に、自国の歴史と向き合い、国境を越えた真の慰霊と平和構築へと歩みを進めます。
2003年の設立以来、私たちは「四方(世界のすべて)」が「僧伽(和合する集い)」となることを願い、カンボジアやバングラデシュなどアジア各地で貧困からの自立を支援してまいりました。
そして今、私たちはその視座をさらに深く持ちます。日本人がアジアに対して真に心を開き、共に未来を歩むためには、まず自国の足元 ーー 過去の歴史と、そこに沈む無念の命 ーー を見つめ直す必要があると確信したからです。
台湾南端とフィリピンの間に位置する「バシー海峡」。太平洋戦争末期、この海域では物資や兵員を乗せた日本の輸送船が次々と米潜水艦の標的となり、十数万人とも言われる尊い命が海へと消えました。
「輸送船の墓場」「魔の海」と呼ばれたこの場所は、今も多くの遺骨が海底に眠る悲劇の海です。しかし、台湾の方々は潮音寺や保安堂などを通じて、国境を越え、日本の戦没者を長年手厚く慰霊してくださっています。
私達は幾度もの現地視察を経て、この地で新たな慰霊祭を立ち上げて亜細亜の痛みを共有し、二度と惨禍を繰り返さないという誓いを次世代に残し伝える目的があります。
台湾の人々によって守られてきた祈りの場との連携
歴史の悲劇を風化させず、平和の礎とする活動
現地での独自法要と公式慰霊祭への参列を組み合わせた、2段構成のプロジェクトです。
国境を越えた慰霊の旅へ、皆様のご参加をお待ちしております。
バシー海峡戦没者慰霊祭(潮音寺)への参列
※参列には、主催団体へ別途お申込みが必要です。
主催団体(バシー海峡戦没者慰霊祭)公式サイトはこちら夜:四方僧伽 懇親会
保安堂にて 四方僧伽主催 戦没者慰霊法要
※各宗派30分交代で行う予定です。
※参加無料。喜捨・布施は謹んでお受け致します。
現地集合・現地解散を基本とする自立型スタイルを採用しております。ホテルや交通手段の手配は各自でお願いいたします。
行程中に発生した事故・怪我・疾病・トラブル等について、当法人では一切の責任・補償を負いかねます。
万が一の事態に備え、各自で必ず海外旅行保険へのご加入をお願いいたします。
お問い合わせ先
cs.sangha.info@gmail.comお預かりした浄財は、四方僧伽の自立支援活動やバシー海峡慰霊プロジェクトのために大切に活用させていただきます。また、慰霊祭での「献花」のご寄付もこちらから承っております。
専用フォームへ入力
フォーム内で、ご寄付の目的(慰霊祭の献花、プロジェクト全般の支援など)をお選びいただけます。
お振込先のご案内
フォーム送信後、指定の「ゆうちょ銀行 振替口座」が表示されます。
お振込み・ご入金
お近くの金融機関またはネットバンキングよりお振込みをお願いいたします。
一般社団法人 四方僧伽 代表
菅原 成典
四方僧伽はこれまで、アジアの貧困や災害の現場に赴き、現地の仏教徒たちと共に「仏陀バンク」などの自立支援活動に力を注いできました。そこで私は、人々の苦しみに寄り添う「生きた仏教」に触れることができました。
しかし、私たちがアジアと共に真の平和な未来を築くためには、目を背けてはならないものがあります。それが、かつての戦争で海に散った無数の命であり、自国の歴史の足跡です。
台湾・バシー海峡での慰霊プロジェクトは、単なる過去への回顧ではありません。台湾の方々が示してくださった慈悲の心に学び、私たち日本人が自らの足元を見つめ直し、国境を越えた「和合」を祈るための未来への布石です。
過去の歴史を引き継ぎながら、共に平和の祈りを紡いでいきましょう。
2003年の結成以来、四方僧伽がアジア19カ国で展開してきた「草の根」の国際協力。これらは私たちがアジアと繋がるための大切な原点であり、歴史として引き継がれます。
創設者:井本 勝幸 (結成当時:福岡県 報恩寺 副住職)
2003年、ソマリアやカンボジアでのボランティア活動経験を持つ井本勝幸氏の呼びかけにより、「四方僧伽」は結成されました。「世界の人々が、ほんらい和合するつどい(サンガ)である」というお釈迦様の教えに由来し、仏教徒の連携と世界平和を目的に、カンボジアでの平和行進からその活動はスタートしました。
2003年
井本勝幸氏を中心とし、カンボジアでの活動(平和行進など)を開始。宗派を超えた仏教徒のネットワーク作りが始まりました。
2007〜2008年
インド南部のチベット人定住地での支援(水撃ポンプ設置等)を実施。また、現地の僧侶と「世界同時平和法要」を開催しました。
2009〜2010年
無利子の小規模融資「仏陀バンク」を構想し、バングラデシュやカンボジアなどアジア各地の仏教徒へ向けた草の根の自立支援が本格化しました。
2014年
上川泰憲(孝勝寺 副住職)が3代目代表に就任し、活動の精神を引き継ぎながら現在に至ります。
2021年
菅原成典が四代目に就任しました。
バングラデシュ等の仏教徒に向けた仏教版マイクロクレジット。無利子での小規模融資と、完済時の「お布施」によって原資を村の中で循環させ、貧困からの自立を支えました。
カンボジア等にて、種籾や家畜を貸し出し、収穫後に返済する仕組み。資本主義の競争から離れ、その土地で循環的・自給的に生きていくための仕組みを提供しました。
生活に不可欠なため池の浄化と保全プロジェクト。自然環境と調和し、すべての生き物を大切にする仏教の精神に基づき、命を支えるインフラを整備しました。